業務用冷蔵庫・冷凍庫、ショーケース、アイスストッカー、スポットクーラーの廃棄
業務用冷蔵庫・冷凍庫、ショーケース、アイスストッカー、スポットクーラーを廃棄する際にはご注意下さい。
廃棄前に業務用機器であるかを確認
→ 家庭用と違い、家電リサイクル法ではなく「フロン排出抑制法」や「廃棄物処理法」が適用されます。
★法人の方:家庭用と業務用で適応される法律が変わってきます。
また、処分方法も変わってきますので、事前にご確認下さい。
★個人で所有されている方:家庭用の冷蔵庫冷凍庫、テレビ、エアコン、洗濯機(乾燥機含む)は家電リサイクル法での処理となりますので、市区町村のルールに従って廃棄して下さい。
個人が所有する、業務用の冷蔵庫冷凍庫、ショーケース、スポットクーラー、アイスストッカーなどは市区町村では引取が出来ません。
理由はフロンが入っている可能性があること。
また、業務用ですので、一般的には産業廃棄物として扱われるためです。
フロンガスの回収が必要です。
→ 冷媒として使用されているフロンは環境に有害です。専門業者である「第一種冷媒フロン類充填回収業者」による回収が義務付けられています。
※フロン排出抑制法
ただし、ノンフロン機器と言われる機器はこのフロン排出抑制法の対象外となっているため回収の必要はありません。
機器に銘板と呼ばれるものが張ってありますので、ご確認下さい。
※銀色のシールみたいなもので、型番などが書いていあります。
そこに「R410」とか「R407」とか記載がありますので、お問い合わせ前に、型番と冷媒の種類をご確認下さい。
廃棄証明書の発行が可能です。
→ 処分の証明として産業廃棄物管理票(マニフェスト)
→ フロンを回収したという証で、フロン工程管理票(引取証明書)及びフロン破壊再生証明書
の2種類発行いたします。
廃棄時の注意点
■業務用冷蔵庫・冷凍庫
・大型・重量物のため搬出に注意(搬出経路・床の耐荷重など確認)。
・食品残さや液体類は事前に除去ください。
・鍵付きの場合は施錠されていないか確認。
■ 冷蔵ショーケース
・照明に蛍光灯が使用されている場合は取り外しが必要。
・食品残さや液体類は事前に除去ください。
・ガラス部分の破損に注意しながら搬出。
・鍵付きの場合は施錠されていないか確認。
■ アイスストッカー
・水や排水を事前に処理。
・食品残さや液体類は事前に除去ください。
・鍵付きの場合は施錠されていないか確認。
■ スポットクーラー
・タンク内に残った水や排水を事前に処理。
・特に最近、個人で所有されているものが多く注意が必要
最後に
リユース・リサイクルの可能性も検討下さい。
→ 状態が良ければ中古買取業者が引き取ることもあります。
ご購入された際のメーカーや「冷蔵庫 買取」など検索してみてください。
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